『最後のジェダイ』ネタバレ/カイロレンの正体が残念すぎた

『スターウォーズ 最後のジェダイ』が公開され年末に観た筆者。本作では、カイロレンがフォースの暗黒面に墜ちた理由も明かされましたが、その理由がなんともお粗末…。納得度が低すぎて、カイロレンの正体が分かったことで、本作の魅力は薄れてしまいました…。

今回は、そんなカイロレンの正体について、ネタバレを含めつつレビューしましょう。(画像は公式サイトより引用)

※本記事では『スターウォーズ 最後のジェダイ』のネタバレがあります。閲覧には十分注意してください。

※筆者自身、スターウォーズファンですが、本作に対しては批判レビューとなります。主観的な内容となりますので、気分を悪くしてしまう恐れがあります。ごめんなさい…。

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『最後のジェダイ』ネタバレ/カイロレンが墜ちたワケ

まずは、『スターウォーズ 最後のジェダイ』で明かされたカイロレンがダークサイドに墜ちた理由をネタバレしちゃいましょう。簡単に結論から述べてしまうと、「ルーク師匠に見限られたから」ということになります。

もともと、強いフォースの血筋の中で産まれたカイロレン(本来の名はベン・ソロ)は、強いフォースの能力を持っていました。そこで、母のレイアは兄・ルークのもとでジェダイの訓練をさせるのですが、ファーストオーダーの最高指導者のスノークが、暗黒面に誘い込みます。

(どうやってスノークがカイロレンの存在を知ったのかは本作では謎です。また暗黒面への誘い方についても詳細には語られていません。おそらく、フォースを使って彼の心に入り込み誘ったのでしょう)

師匠であるルークは、カイロレンの強大なフォースの能力、そして、徐々に暗黒面が広がっていく彼の正体を察知。カイロレンが寝込んでいるところに忍び込み、ライトセーバーを起動…。カイロレンを殺害しようと考えますが、その寸前で思いとどめます。

しかし、ルークの殺気を感じたのか、ライトセーバーを振りかざそうとしたときにカイロレンは目覚め、そこで、師匠が自分のことを見限ったこと、自身を殺害しようとしている姿を見てしまい、深い失望と怒りを覚えてしまいます。

自身のライトセーバーといわゆるフォース・プッシュと呼ばれるルークと修行場を吹き飛ばし、自身の仲間にならなかった他の修行メンバーを殺害。ルークが再建しようとしたジェダイ施設は完全に破壊されてしまうのでした。

『最後のジェダイ』ネタバレ/レンの正体はただのガキ…

これが、カイロレンがフォースの暗黒面に墜ちたざっくりとしたネタバレ解説です。寝ているときに師匠に殺されそうになれば、深い憤りを感じるのは分かります。が、正直、「この理由で暗黒面に堕ちるかね…」と疑問に感じてしまいました。

というのも、アナキン・スカイウォーカーがダースベイダーになったプロセスと比べるとあまりに浅いんですよね…。

カイロレンが崇拝しているダースベイダーは銀河帝国の支配の象徴とも言える存在。とは言え、もともとは若き正義感のあふれるジェダイの騎士だったわけです。

ただ、パダワンとしてジェダイの訓練を受けている最中に、生まれ故郷のタトゥイーンでサンドピープルに母親を殺害されてしまい、深い悲しみと怒りを覚え、ジェダイで禁じられた丸腰のサンドピープルを虐殺してしまったり…。

愛するパドメが死んでしまう予知夢を見てしまい、救いたい気持ちに囚われたあまり、親交の深かったパルパティーン最高議長の正体が、倒すべきシスの暗黒卿であると分かっていながら「フォースの暗黒面を学べは愛する人を死から救うこともできる」という彼の言葉に取り憑かれてしまうんですよ。

「愛する人を救いたい」という思い、それを叶えるべく暗黒面に堕ちてしまったアナキン、すごく共感できました。ダースベイダーのマスク、恐怖の象徴であるキャラクターに哀しみを覚えました。

それに比べると、カイロレンの暗黒面に墜ちた理由は浅いんです。もちろん、エピーソード1〜3を通して、アナキンがダースベイダーになる過程を描いていたので、キャラクターを深掘りしやすく、観る側としても共感しやすい面は当然あったと思いますが…。

要は、スノークに暗黒面においでよと誘われている最中に、師匠に殺されそうになって「えぇい!もうジェダイなんかイヤ。滅ぼしてやる」という感じ。カイロレンの正体は、反抗期青年の以外の何者でもない…。

ルークが暗黒面に堕ちる直接的なトリガーだったとしても、カイロレンが暗黒面に堕ちやすいバックボーンをもっと詳しく描いてほしかった…。結局、暗黒面に墜ちた理由が自分の中でまったく納得度できず、本作の魅力が半減するカタチになってしまいました。

『スターウォーズ 最後のジェダイ』のパンフレットには、本作の脚本・監督を務めたライアン・ジョンソンのインタビューがありました。そこに、こんなやり取りがありました。

懸念すべきはキャラクターをどのように構築するかだ。3部作の中編だからこそ、少しばかりペースを落とし、もう少し掘り下げる必要があった。僕が最も注意した点だよ。

だったら、もっとカイロレンを深掘りしてやあああああああ!

以上です。まだ1回しか観ておらず、しかも字幕版だったので、もしかしたらカイロレンのバックボーンが語られるシーンを見逃しているのかもしれません。もし、「イヤ、お前がちゃんと観てないだけや。こんな記事書きやがって、フォースチョークかますぞ!」という方がいましたら、ぜひご教授いただけたら幸いです…。

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