(画像は小学館の公式サイトよりスクリーンショット)
まだまだ続くよ『恋雨』特集。今回は第4弾目!これまで映画版の『恋は雨上がりのように』ばかり注目していたので、少し嗜好を変えて漫画版に注目。
唐突ですけど、漫画版『恋は雨上がりのように』はネットで大炎上していたのってご存知ですか!?意外ですよね…。映画版は非常に良かったのに。なんでってカンジです。
自分は映画版の『恋雨』を観てから、漫画版を読んだタイプ。映画版を最初に観た立場だからこそ思う、漫画版が炎上したワケを勝手に解説したいと思います。
以降は『恋は雨上がりのように』のネタバレがありますので、閲覧にはご注意を。
【勝手に解説】漫画版『恋は雨上がりのように』の最終回が炎上していた
炎上したのは『恋は雨上がりのように』の最終回について。漫画で描かれた2人の恋の行方について、読者の方から「そりゃないだろ!!」っていうカタチで炎上しちゃったみたいです。
『恋は雨上がりのように』がどのようなカタチで終わったのかは、こっちの記事で詳しく書いたので、ご確認ください。記事の下の方に漫画版の最終会の解説があります。
【勝手に解説】漫画版『恋は雨上がりのように』への炎上コメントを抜粋
どんな感じで炎上してしまったのか。当時の投稿の一部を抜粋してみましょう。ちなみに、抜粋したコメントよりはるかに辛辣なコメントもネットにはありました…。
嘘か真か、これがきっかけで作者のブログが閉鎖されたのだとか。悲惨すぎる。流石にやりすぎだネット民よ(汗)。
いやいや ここまで恋愛で引っ張っておいて陸上エンドって頭おかしいだろ
読んだ。予想通り。がっかり
別れたENDでもいいからはっきりさせろや 中途半端すぎるわ
なんかハッキリしない終わり方だったな。 くっつくにせよ、そうじゃないにせよキッチリとさせて欲しかった。
【勝手に解説】漫画版『恋は雨上がりのように』の炎上コメは2パターン
ネットで炎上コメを読むと、大まかに2パターン「せっかくなら付き合ってほしかった」もしくは「読者に投げっぱなしの終わり方で釈然としない」に対して、不満が募ったようですね。
一方で、「炎上コメントを投稿している奴らは、オッサン世代だ。せめて漫画ではJKと付き合える終わり方を期待しているお前らはキモいよ!」といったコメントもあったり。
スレとか見るとけっこう悲惨でした…。ボク自身はアラサー世代で、若い人からしたらオッサン世代の部類に入る層だったので、なんだかフクザツな気持ちになりました…。
【勝手に解説】漫画版『恋は雨上がりのように』が最終回で炎上したワケ
ネタバレになりますが、映画版も漫画版の『恋は雨上がりのように』と一緒で、2人は付き合わないんですよね。漫画版と同様に観客に投げかけるカタチで終わるんですよね。
個人的に、2人には付き合ってほしいという気持ちはありましたよ。(ボクもオッサン世代なので、映画で夢見たい気持ちもあった)
ただ、付き合わないカタチで終わってもイヤな気持ちには全くなりませんでした。さっき紹介した記事でも書いていますが、心地よい感情のまま映画館を後にしました。
たぶん、ここが漫画版が炎上したワケだと思うんですけど、映画版は当たり前ですが、2時間で2人の恋や成長を描くんですよね。
一方で、漫画は2014年6月27日に連載がスタートして、終わったのが、2018年3月19日。実に4年間の連載です。もともは月刊で、2016年8月号から隔週連載。
2人の心は通じ合っているものの、距離感としてはなかなか縮まらない。そんな2人のもどかしさを読者は4年間観てきたワケです。映画はそれが2時間で描かれました。
漫画版と映画版で同じ結末を迎えましたが、そこに至る期間があまりにも長過ぎたため、あの終わり方に「お!!!そりゃないだろう…」ってなったのが炎上の背景にあると思います。
炎上するってことはそこまで思い入れ深い作品だったという側面もあるワケで、映画化をきっかけに『恋は雨上がりのように』が気になった方は、ぜひ漫画版を読んでみてください。
コメント