(画像引用:https://villains.fandom.com/wiki/Mac_Gargan_(Marvel_Cinematic_Universe)
金曜ロードショーで地上波初放送される『スパイダーマン:ホームカミング』。
これを記念して今回は『ホームカミング』のラストシーンの考察特集をお届けします。
映画のラストで刑務所での会話するシーンがありましたよね。
あれを観て「あのシーンにどんな意味があるの?」と思った方いるのではないでしょうか。
エンディングにわざわざ持ってくるシーンですからね。深い意味があるんですよ。
私の考察ですが『ファーフロムホーム』の次回作に登場する敵に関する伏線だと考えます。
ラストに登場したサソリの入れ墨男の正体も交えて解説します。
『スパイダーマン:ホームカミング』ラストの刑務所シーンを解説
ラストに登場したサソリの入れ墨男はフェリーにいた犯罪者
『ホームカミング』にラストで描かれたのは、エイドリアンが収監先の刑務所で男と話すシーン。
エイドリアンに話しかけたサソリの入れ墨男に「だれ?」と思った視聴者もいるはず。
あの男、初登場キャラでもなんでもなく、映画の中盤に登場した男なんですよね。
実はフェリーにてエイドリアンと取引しようとしていたマックガーガンという人物なんです。
ラストに登場した男はコミック版では『スコーピオン』になる
このマックですが『ホームカミング』でちょい役のワルですがコミック版では重要人物の一人。
というのも、スパイダーマンを苦しめるスコーピオンと呼ばれるヴィランになるんですよね。
コミック版で描かれたマックは私立探偵でピーターの素性を調べていました。
ピーターの上司で編集長がスパイダーマンのスクープ写真を撮れるワケを探っていたのです。
その後、マックは打倒スパイダーマンを志す科学者・スティルウェルと出会い運命が変わります。
クモの捕食者であるサソリに目をつけたスティルウェルによって人体改造されてしまうんです。
結果、スコーピオンと呼ばれるヴィランとなってスパイダーマンと戦うんですよ。
『スパイダーマン:ホームカミング』のラストはスコーピオンの伏線
ここまでの説明でなんとなく勘付いている方もいるかもしれませんね。
『ホームカミング』のラストはこのスコーピオンの登場を予言しているんですよね。
いやいや同名の人物がちょっと出ただけで言いすぎじゃない?
と思っている方もいると思いますが、この考察はかなりの確率で当たると思います。
『ファーフロムホーム』を観てわかった。マーベルは伏線を必ず張る
なぜならマーベル映画はムダな伏線を張らず、そして張った伏線は必ず回収してくるから。
その証拠にスパイダーマンの最新作『ファーフロムホーム』でも過去作品の伏線が現れました。
2008年に公開された映画『アイアンマン』に登場したチョイ役が敵の一味として出たんです。
具体的にはスターク社にある巨大なリアクター装置でオバディアに叱責されたメガネの科学者。
実に10年越しの伏線としてキャラクターが再び登場するってスゴくないですか。
『ホームカミング』のラストはスコーピオンの到来を意味している
(画像引用:https://www.youtube.com/watch?v=dcnHKBYPlkI)
こうした事例があるため『ホームカミング』に登場したマックもこれで終わらないと思うんです。
マーベルは1ヒーローに対して3部作作るため、『ファーフロムホーム』の次回作で登場するはず。
恐らくスコーピオンとして「あの時の恨み、晴らしてやる」という形で暴れると思うんです。
その伏線が『ホームカミング』のラストのあのシーンだと考察しました。
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