アリータ バトルエンジェルは続編ありき/次回はザパン編か

アリータ
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(※画像はhttp://www.foxmovies-jp.com/alitabattleangel/のスクリーンショット)

今夜も映画『アリータ バトルエンジェル』特集です。

「『アリータ バトルエンジェル』の続編ってあるの!?」

「『アリータ バトルエンジェル』の続編はどんな話!?」

といったことに対して映画と原作を読んだムビランが映画のレビューを交えて答えます。

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ちょっと残念/『アリータ バトルエンジェル』は続編に丸投げの作り

『アリータ バトルエンジェル』は原作の序盤を描いたのみで続編ありき

まだ映画『アリータ バトルエンジェル』を観ていない方に向けた話になりますが…

映画『アリータ バトルエンジェル』は、木城ゆきとが描いたSF漫画『銃夢』が原作。

 

『銃夢』は3つのシリーズがあり、映画で描かれたのはそのうち第1シリーズです。

その第1シリーズも全9巻あるのですが、映画が描いたのはそのうち1巻〜4巻まで。

モーターボール編と言われているところになります。

 

そもそも『アリータ バトルエンジェル』は原作漫画の序盤しか描いていないのです。

そのため、続編ありきのような作りになっていました。

『アリータ バトルエンジェル』は続編ありきで回収されなかった伏線

というのも、映画では記憶を失っているアリータの成長や初恋相手の出会いと別れ…。

殺戮サイボーグとの戦いや、アリータのことを良く思わないハンターのザパンの罠…。

といった要素を使い一つの作品として完結はするものの伏線を全く回収しないんです。

 

例えば、アリータが何者なのかという疑問。

アリータは敵との戦いの中で、失われた300年前の記憶がフラッシュバックします。

空中都市に対して、仲間ともに攻撃を仕掛けるシーンや月面での戦争シーンなどなど。

これに関しては、とくに映画内で謎が明かされることはなく続編に持ち越し。

本編でわかったのは、300年前に起きたとされる火星と地球の戦争のサイボーグくらい。

そもそも火星と地球の戦争って何!?という点も映画で説明されず続編に持ち越しです。

 

他にも、劇中に登場する黒幕感半端ないノヴァというキャラも謎のまま。

ノヴァは空中都市・ザレムの支配者らしく下の世界を監視している存在です。

アリータの過去についてなにか知っているようですが、なにをどう知っているのか不明。

…こんな風に劇中で張り巡らされた伏線は、そのまま放置プレーで映画は終わるんです。

 

映画を観終わった後、原作の1巻〜4巻を読んだのですが、上記の伏線は未回収。

原作を知っていた人は映画が続編ありきと分かったかもしれません。

ただ、映画を観る時点では続編はなく1作で完結すると思っていたのでガッカリでした。

鍵はザパン?/『アリータ バトルエンジェル』の続編で描かれる展開

『アリータ バトルエンジェル』の続編は原作のザパン編を再現か

『アリータ バトルエンジェル』は続編ありきということは分かりました。

では、続編はどのようなストーリー展開になるのか気になるところですよね。

『アリータ バトルエンジェル』が原作のモーターボール編を描いていたため、

原作通りなら、続編はモーターボール編の次章にあたるザパン編が描かれると思います。

 

ザパンは『アリータ バトルエンジェル』でも登場した賞金稼ぎのサイボーグ。

自分の顔をこよなく愛するナルシストなキャラクターです。

劇中ではアリータに恥をかかされたことに腹を立ててある策略を企てます。

映画ではこのザパンの策略によってアリータは初恋相手のヒューゴを失うことに…。

映画の最後では、アリータに顔面を切り落とされるスクリーンから退場しました。

原作のザパン編ではこのザパンが再びアリータに復讐する話となります。

『アリータ バトルエンジェル』の続編になりそうなザパン編の展開とは

続編として描かれるザパン編のストーリー展開をカンタンに説明しましょう。

アリータの顔を切り落とされたザパンは新しい顔を手に入れてました。

(原作ではアリータの名前はガリィですが、便宜上アリータと記します)

そして街を離れ女性と穏やかな生活を送っていましたが、二人に悲劇が起きます。

モーターボール選手としてテレビに映ったアリータを観たザパンが発狂。

そのせいで誤って一緒に暮らしていた女性を殺害してしまうんです。

 

愛する女性を失った悲しみからアリータを逆恨みし復讐を試みるものの失敗。

女性の父親で賞金稼ぎのマードックに殺されてしまいます。

が、謎の科学者・ノヴァが引き起こしたアクシデントで最強の身体を手に入れて復活。

アイアンシティに舞い戻り、破壊の限りを尽くしてアリータに復讐しようとする。

 

というストーリーです。ザパンとアリータの戦いは漫画でも迫力満点で魅力的です。

アイアンシティのかなりの割合で破壊してしまいますからね。

鉄クズの街の中で行なわれる戦闘シーンを実写化したらスゴイことになりそうです。

ヒューゴが敵?/『アリータ バトルエンジェル』の続編は独自展開かも

『アリータ バトルエンジェル』の続編ではヒューゴの復活もありえる

ただ『アリータ バトルエンジェル』の続編は原作とは違う展開になる可能性もあります。

今上映している映画が原作の1巻〜4巻を踏襲しつつも独自展開を見せていたからです。

そのため、続編も原作の流れや要素を使いつつもオリジナル展開になるかもしれません。

 

例えば「死んだと思われたキャラが復活して敵になる」という要素。

原作ではザパンですがアリータの初恋相手で映画の最後に死んだヒューゴになる可能性も。

原作と違って映画では、すでにアリータVSノヴァの図式がもう出来上がっています。

そのため、ノヴァがヒューゴの遺体を回収。再度サイボーグ化して敵に仕立てる。

なんて展開も十分ありえます。個人的にはヒューゴが敵になる展開は胸が熱くなります。

 

ってなワケで、『アリータ バトルエンジェル』の続編について解説しました。

本作は続編ありきの構成だったため、けっこう伏線を放置プレーする映画でした。

原作で描かれたザパン編も面白いので、続編も大迫力な映画になりそうです。

ただ、続編が実際に製作されるかどうかは興行成績次第。

 

続編ありきで1作目を作るもの興行成績で爆死した映画『エアベンダー』もあります。

(世界観は壮大でSFファンタジー映画ではありましたが、マジでクソな映画でしたw)

公開から1週目の映画ランキングによると、どうやら『翔んで、埼玉』に負けた模様…。

『アリータ バトルエンジェル』の続編が決まるか決まらないかはまだわかりませんね。

以上、『アリータ バトルエンジェル』の続編についての解説でした。

 

もし、『アリータ バトルエンジェル』の続編でこんな展開になるのでは?

という意見やアイデアがあればガンガン投稿してもらえると嬉しいです。チャオ!

 

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