※画像引用:https://www.youtube.com/watch?v=2Ne1gexqEdM
皆さんこんにちは。
久々のムビランの映画レビューのお時間です。
今回は2月22日より公開開始した映画『アリータ』について。
「なんか面白そうだけど、主人公の目が大きくね?なんであんなデカイの?」
「主人公の目のでかさが怖いけど 実際に映画だと違和感とか感じちゃうものなの?」
…といったこと疑問に、公開初日に『アリータ』を観たムビランがお答えしちゃいます!
『アリータ』主人公のでかい目に「怖い」の声が上がる。
映画『アリータ』は日本の漫画『銃夢』を原作とした映画です。
主人公は空中都市ザメルから捨てられた女性型サイボーグ。記憶を失っており自身の過去を探る中、最強の戦士としての素質に目覚めていく…というストーリー。
そんな『アリータ』ですが、主人公の目のでかさに「怖い」「違和感がある」と感じる人も少なくありません。
銃夢は好きだけど、アリータとかいうのは半端にリアル寄りのデザインで目がクソでかいのが気持ち悪くてたまらないから見に行きません
— 水無月 (@Minaduki_1100) February 20, 2019
アリータは、ほかの人は実写なのに主人公だけ目がやたらでかいのが奇妙に思える。
原作は漫画だからそんな奇妙には見えないけど…。
ぜひ原作読みたいね。— 浜野 (@7thD_hako) February 22, 2019
アリータさんのキャラ造形、僕は正直怖いです。目がでかい。
— きりう (@kiriu0314) February 13, 2019
もちろん、好意的な意見もネットではありますけどね。自分は上記のように違和感を感じたタイプの一人。単純に怖いですよ。
では、なぜ『アリータ』の目はあれほど大きいデザインになってしまったのでしょうか。
『アリータ』の目が怖いほど大きいワケは原作にあった。
Gizmodoのインタビュー記事に答えがありました。その理由はシンプル。原作漫画へのリスペクトです。
記事によると製作総指揮のジェームズ・キャメロンや監督のロバート・ロドリゲスは実写のマンガを試みていたのだとか。
マンガの実写化ではなく、実写のマンガというのが驚きですよね。(翻訳ミスなのかな…)
キャメロン自身、日本の漫画やアニメへの関心が高く押井守や大友克洋のファンなのだとか。
そして、この『アリータ』の原作漫画のファンでもあるのだそう。
そのため、原作漫画を大事にしたいと考えて、原作漫画の主人公・ガリィの特徴的な大きな目を実写映画の『アリータ』で再現したとのこと。
※撮影の風景はこちら。アリータを演じた女優の顔の動きをCG処理して行なっています。
原作漫画『銃夢』へのリスペクトの現れで目の大きいアリータが最新技術のCGで再現されたようですね。
では、実際にこのでかい目は気にならないのかどうか。『アリータ』を観たムビランの感想を次にお伝えしたいと思います。
目のでかい『アリータ』は、個人的にはただただノイズ。
結論ですが、
目が大きいアリータは気にならないし怖くない。
ただ、目がでかいである必要性は感じない。
…これが『アリータ』を観て感じた主人公の「目のでかさ」に関する個人的な感想です。
実際に映画を観てアリータの目の大きさで話が入ってこなくて楽しめない。
なんてことはありませんでした。
とはいえ、あの目がでかい必要性は全く感じないんですよね。ふつーの女優さんが演じればええちゃうの?って感じです。
原作漫画『銃夢』のリスペクトの現れで、アリータの目を怖いくらい大きくしたのは分かりました。
ただ、やぱっり頭の片隅で違和感を感じちゃうんですよね。例えば、アリータしか映らないカットのときは、ディズニー映画のフルCG映画を観てる感覚になるんですよね。
制作側はアップシーンでも生身の女性のように見せようとかなり苦労されたようですが、やっぱりリアルじゃないんです。「うん、CGキャラですね」って感じ。
アリータとアリータ以外の間で、やはりCGとリアルの境界線が出てしまうんです。
もちろん、いろんなサイボーグたちが登場し、アリータと同じCGで創られていますが、違和感ないんです。
もともと、ありえないデザインを持つキャラなので、視聴者としても「サイボーグだし、実際に再現できるワケがないからCGだよね」と見れるから別にいいんです。
でもアリータは違うんですよ。限りなくナマの人に近づけさせようとしたCGキャラ。だから、そこに違和感を感じてしまう…。
個人的には、アリータもフツーに女優が演じるべきなのでは?もしくはフルCGアニメとしてすべてをCGで描くべきだったのでは?と思っちゃいますね。
実写映像の中で主人公だけ限りなく人に見せようとしたCGキャラは中途半端なんですよ。
ちなみに、アリータの演じるとしたら、映画『ブレードランナー2049』にホログラムAIのジョイを演じたアナ・デ・アルマスがいいと思っています。
芯の強さを持っている感じがするし、すでに目が大きいからwww
Ana de Armas as Joi in Blade Runner 2049 pic.twitter.com/xgx2bUH2St
— best of ana de armas (@badpostana) February 1, 2018
って感じで、アリータの目が怖いほど大きい理由や実際に映画を見ると違和感を感じるのか?…といったこと疑問に対して答えてみました。
今回のコンテンツの内容を簡単にまとめると以下の通り。
- アリータの目が怖いほど大きいのは制作サイドが原作漫画へのリスペクトしたから。
- アリータの目のでかさは、劇中では気にならないけど、はやりいらない演出だと思う。
映画自体は面白いと思います!
これからご覧になる方はぜひ劇場へ足を運んでみてください。
すでに観た方はアリータの目がでかい件に関して、どのように感じたのか教えていただけると嬉しいです。
「ムビランの言ってることはクソ!」とかでもいいですので、ぜひあなたの考えを教えてください!
コメント
初めまして。 アリータ観てきました。 予告編を観た時、あの目のデカさには違和感かあり不気味と思っていたのですが… 映画を観て行くうちに可愛くさえ思えました。 やっぱり他とは違う特別なサイボーグと感じさせられて個人的には良かったと思います。