検察側の罪人ネタバレ/原作で描かれなかった最上の最後を予想

(画像は『検察側の罪人』公式サイトのスクリーンショット)

TOHOシネマズのマイル交換率がショボすぎる。どうもムビランです。1分=1マイルで1000マイル(2時間映画8本分/1万4400円)貯めても、350円相当のポップコーンだからね…。

今回も引き続き『検察側の罪人』の原作ネタバレ特集。これまでは、ネタバレ解説が多かったのですが、今回は考察要素を強めにしたいと思います。

内容としては、映画版で木村拓哉が演じる最上検事の最後について。いきなり強烈なネタバレで恐縮ですが、彼はある目的のために様々な犯罪行為に手を染めていきます…。

原作の最後では、沖野によりその犯罪行為が明るみとなり最上が収監されるところまで描かれました。ここでは、彼が犯した罪を踏まえて、最上が最後にたどる運命を考えてみることに。

自身の正義を貫いた最上。ただ彼の最後はきっと…。以降は、原作『検察側の罪人』のネタバレ要素が多いため、閲覧には十分注意してください。

最上の最後は?『検察側の罪人』原作ネタバレ/犯罪行為に手を染めたワケ

まずは『検察側の罪人』の原作で描かれた最上の犯行動機についてネタバレ解説します。けっこう悲しい過去があったんです…。

スバリ動機は、松倉という男に復讐するため。実は松倉は23年前に強姦目的で女子中学生を襲って殺人を犯していました。

被害者は、最上が大学生時代に下宿していた宿の娘…。最上とその少女は仲が良く、最上は当時妹のように可愛がっていました。

ただ、当時の捜査では証拠不十分で松倉も黙秘を続けたため起訴できず、そのまま時効を迎えてしまったんです。

そんな中、ある老夫婦殺害事件の容疑者の中に松倉の名前があがったことで、最上は松倉をこの事件の犯人に仕立て上げて法律で裁こうと決意。数々の罪を犯していきます。

最上の最後は?『検察側の罪人』原作ネタバレ/最上が犯した様々な重罪…

ここでは『検察側の罪人』の原作小説で描かれた最上が犯した罪についてネタバレ解説します。最上は、様々な犯罪行為に手を染めていきます…。

  • 殺人⇒老夫婦殺人事件の真犯人である弓岡という男を殺します。
  • 死体遺棄⇒弓岡を行方不明者にするために、遺体を森の中に埋めます。
  • 銃刀法違反⇒弓岡を殺すために闇ブローカーから銃を購入しました。
  • 証拠隠滅⇒弓岡の犯行を示す証拠を闇に葬ってしまいました。
  • 証拠偽造⇒松倉の犯行を示す凶器を自ら捏造し、匿名で通報します。

こう書くと改めて、松倉を法律で裁くために様々な犯罪行為に手を染めていることが分かりますね…。最上が貫きたい正義の前では、法律も無の存在だったのでしょう。

最上の最後は?『検察側の罪人』原作ネタバレ/死刑囚として一生独房か

いよいよ最上の最後について考察したいと思います。冒頭で述べた通り『検察側の罪人』の原作小説では、最上が収監されるところまでしか描いていません。

最上は旧友に一応自身の弁護を依頼しているのですが、原作を読む限り、自身の正義を貫いたことで、もう未練はない様子でした。

ここからは完全に予想なのですが、自身が検事であることもあり、犯した罪の重さは理解しており、検察側の求刑について何か反論することはないように思えます。

ちなみに、この記事を書くにあたり量刑について調べましたが、検察側が求刑するのは恐らく死刑だと思っています。

死刑の量刑基準を調べると「犯行の罪質」「態様(計画性や残虐性)」「社会的影響」などで決まると書いてありました。

最上は自身の正義を貫くという利己的な理由で、弓岡を計画的に殺害。その後、松倉も法律で殺すために計画的に犯罪に手を染めていきます。しかも、検事という立場・権力を使って…。

社会に与える影響は非常に大きく、検察側も世論を踏まえて厳しい姿勢でこの裁判に臨むと思います。そのため、最上は死刑を求刑されるのではないかと思っています。

日本は死刑の求刑から執行までかなり時間を要するため、最上はいつ死刑が執行されるのか分からない中、ずっと収監され続ける。そんな最後を迎えるのではないでしょうか。

配信後期『検察側の罪人』原作ネタバレ/小説を最後まで読んで気づいたこと…。

『検察側の罪人』は、最上と沖野を対立させて「正義とは?」と問いかける作品だと思うのですが、原作を最後まで読んで気づいたのは、自分は最上より思考の持ち主だったということ。

というのも、最上がやろうとしたことはスゴく共感できるんですよね。過去裁けなかった犯罪者を冤罪で裁くという1億パーセント法律違反ではありますが…。

たとえ、人を殺した罪は法律上時効で消えたとしても、倫理的には一生消えないといいますか。だから、最上が行なった一連の行為は正義、そう思うんです。

その証といいますか、原作『検察側の罪人』では、釈放された松重を描いているんですが、こりゃヒドいんです…。「沖野やってくれたな!!!」と思うくらい。

というか、沖野自身が信じる正義を貫いたにも関わらず、最後はどこか後悔していたというか、晴れ晴れしていないんですよね。

そう考えるとやっぱり最上のほうが正義を貫いていたのではないかと思うんです。皆さんはどう考えていますか。

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